【終了】「聴覚障がいのある子の命を守る防災」

イベント

毎日のように日本のどこかで災害が起き、私たちの平穏な日常を脅かしています。
大阪においても近い将来起きると言われる巨大地震と津波への備えが急務と言われますが、様々な困難やリスクを抱える人たちに寄り添った「誰一人取り残さない、レジリエントなまちづくり」はどのくらい進んでいるのでしょうか?

この勉強会では、災害時に聴覚障がいのある子と家族が直面する状況とリスクにフォーカスを当て、私たちができる支援や共助の可能性について考えます。
防災・減災の研究者のお立場から、大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授の生田英輔先生と、聴覚障がいのあるお子さんの親の立場、ろう・聴覚障害者のコミュニケーションの研究者でもある安田喜一さんのお二人を講師にお招きし、専門的かつ実践的なお話を伺います。

聴覚障がいのあるお子さんを持つご家族や、日常において聴覚障がいのある子たちと関わりのある方、そして、防災と障がい者支援に関心のある方、地域活動の実践者の方など、広くご参加いただける内容です。
*手話通訳及び講義内容の文字化の対応をいたします。

【日時】2021年11月15日(月) 16:00~17:30
【会場】オンライン(zoom) *参加申し込みをいただいた方にお知らせします。

【内容】
第1部「障がいのある子が抱える災害のリスク」とは

講師:生田 英輔さん
(大阪市立大学大学院生活科学研究科 准教授、大阪市立大学都市防災教育研究センター 副所長)

大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了 博士(学術) 一級建築士 防災士。
専門は居住安全工学。災害時の人的被害研究をメインに、避難行動、防災教育、コミュニティ防災などの研究に取り組む。主な著書に「コミュニティ防災の基本と実践(共著」、「地域変容に対応した避難行動要支援者のための地区共助計画(編著)」、「住まいの百科事典(編集幹事)」など。

第2部「聞こえない・聞こえづらい子ども」の命を守る社会に向かって
講師:安田 喜一さん
(日本福祉大学大学院 医療・福祉マネジメント研究科)

日本福祉大学大学院 医療福祉マネジメント研究科 研究生。元工学院大学 客員研究員、元全国聴覚障害者親の会連合会理事・事務局長。平成7年に誕生した次男(26歳)が先天性ろう者で軽度の知的障害がある家族当事者。「ろう者のお父さん」の立場で20年前から日本福祉大学大学院で聴講生、科目等履修生として学ぶ。その後、正式に大学院生として入学、修了。

出水 季治第3部 質疑応答、意見交換
ファシリテーター:出水 季治さん
((一財)大阪市コミュニティ協会 都市コミュニティ研究室 主任研究員、日本防災士機構認証防災士)

【定員】    40名(先着順)
【参加費】 無料(事前登録制)
【申込】    公式ショップから無料チケットを入手してください。
【主催】  ママコミュ!ドットコム
【共催】  CFK(中央区フィランソロピー懇談会)
【助成】  大阪府社会福祉基金

*ご協力のお願い*
本講座は、聴覚障がいをはじめ心身の障害や生きづらさを抱える人々への支援について特に防災の視点から考えるものです。
防災の専門家、研究者との情報交換や調査研究に役立つ資料として活用するため、当日の様子を録画させていただきます。
上記の用途に限定して使用させていただきます。ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

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