おやこ防災サロン 第2回
第2回 親子で「わが家の非常持出袋」をつくろう
8月21日(日)クレオ大阪中央
「防災士」の仕事と「子育て家庭の非常持ち出し袋」について(お話:防災士 坂本真理さん)
・全国に11万人以上いる「防災士」の仕事や役割について
・災害時に重要な3つの言葉について
「自助:自分の命を守る」
「共助:周りの人の命を守る」
「協働:行政、企業、市民みんなが力を合わせる」
・世界における地震発生の様子(東日本大震災前後:世界中のどこかで地震が起きている)
そして、今日のテーマ「わが家の非常持出袋」について、
・大地震が起きて避難所に行ってもすぐに水や食料が提供されるわけでなく、最低一週間程度はそれぞれが準備していく必要がある。水や食料を持っているかどうかがとても重要。
・非常持出袋の重さの目安は男性15キロ、女性10キロ
・子どもにもそれぞれ小さなリュックを用意して水やお菓子、おもちゃなどを入れて万一の場合は自分で持てるようにするとママの負担が軽減できる
・家族それぞれに必要なものが違う
トイレットロールはティッシュ代わりに使えるので入れておくと便利
その他、あると便利なもの
女性なら下着、ヘアゴム、マスク、生理用品など、
高齢者なら いつも飲んでいる薬、メガネ、補聴器、入れ歯、食べ慣れたもの、
赤ちゃんがいるなら ミルク、オムツ、おしりふき、哺乳瓶、おもちゃなど
>参考:「2016 熊本・大分地震 欲しかったモノリスト」(提供:一般社団法人スーパー・ウーマン・プロジェクト)
・非常持出袋を準備していない人は50%以上、なんとなく準備していない人が多い
年齢が上がるほど準備していない人が増える(坂本さん調べ)
いつ起きるかわからない災害に備えることに関心のない人もまだまだ多いが、普段の生活の延長として持出袋の中身を考えたり、持出品の中身を家族で相談したり、いざという時に家族が分担して持ち出せるよう準備をすると無理なく備えることができるのではないか
小さな子どもを連れての避難は考えただけでもストレスを感じることですが、日頃から子どもや家族と災害時の行動やイメージについて話し合っておき、特別なことではないという意識を持つことが大切だと知りました。
ワークショップ
カラフルな水ボトルとトイレットロール作り
後半は「防災×アート」のワークショップを開催しました。水のペットボトルをスパンコールやリボンで飾ったり、カラーペンで絵柄を描いてオリジナルのデコボトルに仕上げました。
また、トイレットロールは芯を抜いてボリュームを減らし、絵柄の可愛いペーパーナプキンで包んでキャンディのように仕上げました。
こうしたカラフルなグッズを非常持出品に加えておくと、万一の時に心がホッとする癒しのアイテムになりそうです。
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まとめ、記録:ママコミュ!ドットコム
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