【メディア出演】関西テレビ「報道ランナーSP ”ぼうさいかぞく”」

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2022年1月10日(日・祝)の関西テレビ「報道ランナースペシャル」”ぼうさいかぞく”

1995年の阪神淡路大震災からもうすぐ27年。
人々の防災教育はどう変化したか、防災教育の課題や若者の防災意識について番組が構成されています。
映像はこちらから(Youtube)

以下、番組の内容(要旨)をまとめました。

防災教育に奮闘する”ぼうさいかぞく”

出水家は家族全員が防災士。
父はまちづくりの仕事を通して「防災」を地域をつなぐキーワードに。
母は親として、女性として、子育て支援の活動を通して「子ども期からの防災教育」に。
息子は2017年に史上最年少の9歳で防災士試験に合格。以後、「共助が機能する社会づくり」に子どもの立場から関わろうとしている。

家にはすぐ持ち出せる防災リュックのほか、台所の食品ストック、玄関わきの食品庫にも非常食を備えている。その量ざっと2カ月分。
リビングの床一面に広げると最新の防災グッズのほかにミニ将棋盤やぬいぐるみなど、一見防災に役立たたなさそうなものも。


防災教育の課題

防災教育は誰が担うもの? 家庭は学校で学ぶものと考え、学校は家庭だと言い、お互いが自分じゃないところで学ぶものと考えがち。
じゃあ、社会で防災を学べる場所を作ろうと考え、防災の学校(U15のための防災カレッジ)を開校。
家族をはじめ防災の専門家を講師に招き、学校や地域の防災訓練では教えきれない、防災に関する知識をはじめ災害時のとっさの判断や対応力を育てている。

大阪市内の幼稚園では、朝礼時に防災に関する話をしたり、だんごむしのポーズを繰り返し行うことで防災意識の定着を図っている。
秋田光彦園長からは、家庭と園が両輪になって子どもの成長を支える中で防災教育をより柔軟に取り入れている現状を学ばせていただいた。

若者世代の防災意識を変えていく

大阪市内の中学校、高校、大学などで若者世代が中心となって防災の意識向上に取り組む事例があり、それらをサポートしている。
一部の生徒や学生が防災に関心を持っていても災害時に取り残される人が出てきてはいけない。
本編では、学校全体の防災意識をどう高めたらいいのか、実際に若者の発案で取り組む事例を紹介している。

家族の約束、それは「自分で生き残ること」

いつ、どこで災害に合うか誰もわからない。お互いに連絡が取れないまま家族が離ればなれになることも想定した「出水家の約束事」がある。
それは生き抜くこと。どれだけ時間がかかっても必ず帰ってくること。大災害が起きてしまえばきっと探しにはいけないだろう。
「一人ひとりがちゃんと命を守り切れば、絶対どこかで最後は会える」中学生の息子にとっては厳しい話だが、私たちは家族の中でこう決めている。

これからの未来を担う当事者として、自分たちはどう生きるのか。
災害で命を失ってしまえば未来も失ってしまう。
若者たちの思いが一つずつ積み重なり、災害に強い社会の実現に向かっていくことを信じたい。

(ママコミュまとめ)*写真は放送の映像からお借りしました。

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