【講師をしました】おやこ防災サロン@きらぽかひろば

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2022年1月29日(土)の「おやこ防災サロン@きらぽかひろば」(大阪市西区)。
0歳児さんを含め5家族とひろばの運営者の先生方に「TKB+Cカード」を使っておうち防災(在宅避難)の備えについてお伝えしました。

広々とした和室で赤ちゃんを遊ばせたり、寝かせたりしながら話に耳を傾けていただきました。
(家族ごとに距離を取ってお座りいただき、入室前には手洗い、手指の消毒を済ませていただくなどの対応をしていただきました)
今日使った教材は「TKB+C」カード(写真)。昨年6月に開催した「オンラインであつまれ!NHKおうち防災 ~子どもと一緒に備えよう~」(NHK大阪拠点放送局主催)で使用し、かわいくて大人も楽しめるとご好評いただいた教材を使い、在宅避難に必要な4つのポイントをわかりやすくお伝えしました。

TはToiletのT(トイレの備え)、キャラクターはTurtle(カメさん)
KはKitchenのK(食の備え)、キャラクターはKangaroo(カンガルーの親子)
BはBedのB(寝る場所の備え)、キャラクターはBear(クマさん)
CはCommunicationのC(あいさつ、仲良し)、キャラクターはCat(ネコさん)

【例えば T(トイレ)の備え】
地震や台風などの影響で停電や断水が起きてマンションの排水管が損傷を受けるとトイレが使えなくなる。
パパ・ママのトイレ回数から一週間分の必要個数を算出すると。。。
「携帯トイレは1個もない。。。」「今の備えでは全然足りない💦」という声があちこちから聞こえました。

実際に携帯トイレを使っての実験では、凝固剤があっという間に水を固める様子を実際に目で確かめていただきました。赤ちゃんもビックリ。そのほか、
・備蓄用の水の目安量やアレルギー、食制限に対応した非常食の紹介
・寝室の家具の配置の工夫、赤ちゃんのお昼寝場所の安全チェック
など、ご家庭に帰ってすぐにできる備えと、ご近所づきあいやママ友・パパ友づくりなど子育てを楽しみながらできる備えについてお伝えしました。

後半は強い地震が起きたことを想定して、避難訓練を実施しました。
地震発生!の掛け声でパパ・ママがお子さんを抱きかかえたり、覆いかぶさったり。びっくりして泣き出す赤ちゃんもいましたが、これも訓練。
最初は戸惑っていたパパ・ママもしっかり赤ちゃんも自分自身の頭と胸を守る姿勢を取ってくださいました。

そして揺れが収まったら館外へ避難開始。
荷物の置き忘れがあっても「取りに戻らない」ことも大事。
約1分で全員が安全な場所に避難を完了することができました。おつかれさまでした。
参加された方のご感想(抜粋)
・想像 していたよりも多くの簡易トイレ、水、食料の備えが必要だということがわかりました。
・子どもが食べやすい食器やぬいぐるみやお気に入りのタオルなど安心できるものを備えておく必要があるというお話が印象に残りました。
・TKBCを普段から意識します。
・災害時の備えとして水や食料は想定していたが、トイレの備えは考えたことがなかった。
・災害時の衛生環境を考慮すると非常に重要な備えだと分かった。今後しっかりと備えたい。
・防災グッズを用意しなければと考えてはいたものの途方に暮れていた時に講座を受けた。具体的なお話が聞けて良かった。
・トイレの凝固剤が思ったより水を吸って驚いた。これは必要だと思った。

今後もお子さんの学齢、年齢に応じた備えについて、オリジナル教材を使った講座を実施してまいります。

(ママコミュまとめ)*写真撮影は事前にご承諾いただいています。

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