【終了】いきるはぼうさいのはじまり 静岡市清水区のあの時を振り返る

イベント

台風15号の影響で断水被害が発生した静岡市清水区。
飲み水の確保さえ難しい局面で、地域の助産師さんと共に始めた赤ちゃんの「もく浴支援」。

・どのような支援だったのか?
・なぜその支援が可能だったのか?
・「次の災害」が起きたら、自分たちの地域でもできるのか?

清水区での支援に携わった岡村智樹さんに講演していただきます。

ママコミュ!ドットコム(大阪府)とこどもトリニティネット(岐阜県)が平時・有事の母子支援をめざして「災害協力協定」を結んだのは今年8月。
その後、間もなくして発生した今回の災害についてしっかりした振り返りをしておきたいと考えました。
私たちが目指す「より強い共助」に向けてこのような形で情報共有の機会を設けさせていただきました。
*被災地のための支援金とさせていただくため、参加料をいただいての開催となります。

■日 時 11月12日(土) 10:00〜11:30
■参加費 1000円/人 *複数口のご支援もありがたいです。
■申 込 ママコミュ!ドットコム公式ショップでチケットをご購入ください。当日のリンク先を折り返しお知らせします。

■主 催 ママコミュ!ドットコム、NPO法人こどもトリニティネット

【ことの経緯】
台風15号の接近で静岡県内では9月23日の夜、線状降水帯が発生し、広範囲に大雨被害をもたらしました。
12時間に降った雨の量は、静岡市で404.5ミリに達し観測史上最多を記録。
死者を伴う大規模な土砂災害、浸水被害をはじめ、静岡市清水区で6万戸を超える大規模な断水断水被害が発生するなど、静岡市全域で甚大な被害が発生しました。
状況が緊迫し、情報が輻輳する中で、赤ちゃんとお母さんの支援に取り組んだ岡村さん。
日頃は防災関連のお仕事に従事されており、地域の防災人材として豊富な活動経験をお持ちだったこともあり、災害ボランティア組織の立ち上げを待たず、いち早く赤ちゃんを守る活動をスタートさせました。
停電や断水発生の混乱期で報道を通じて情報を伝えるのは難しいと考え、SNSで情報を拡散するサポートに加担。清水区だけでなく静岡市内全域から赤ちゃんとママが続々と支援を求めて集まりました。

*NHKニュースでも紹介されました。
「断水で赤ちゃんが風呂に入れない… 母親を救ったインスタ投稿」
2022年10月23日 14時32分

今回の迅速な対応は「生きることが防災の始まり」という信念でこれまでも活動をされてきた岡村さんだからこそできたことも多く、また岡村さんのSNSでの発信を受け止めた全国の「防災仲間」が迅速に支援の手を差し伸べたことも注目すべき点だと考えます。

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