【NEW】こどもと親子のための「ひらがなぼうさい」絵本
いつか、きっとやってくる「想像も想定も超える大災害」でわが子の命を奪われないために。
ママコミュは2016年からこどものための防災教育をスタートさせました。3年目となる2018年には、6月に大阪北部地震、9月に台風21号が発生し、小さなお子様のいるご家庭の防災意識がぐっと高まり、防災講座にも定員の何倍ものお申し込みがありました。
講座の中で「防災」という言葉を伝えようとした時、小学生低学年の子から、「防災という漢字、習ってないから読めない〜」という声が聞こえました。そして、日本に来て間もない外国の人たちも「漢字は難しい」と言います。
調べてみると、確かに。学習指導要領では「防」も「災」も小学校5年生で習う漢字になっています。でも、漢字が読めるようになってから防災を学び始めるのはちょっと遅いのではと思います。
なぜなら、親子がずっと一緒にいる期間は、生まれてから長くても3年ほど。保育園や幼稚園に通うようになれば、自ずと親子は離れて過ごす時間ができ、その時間はこどもの成長と共にどんどん長くなります。
親子が一緒にいる時にだけ災害が起きるわけではないのです。
「あの時、もっと防災のことを話していれば、伝えていれば」と後悔しないよう、親も子もそれぞれが防災のチカラを身につけることが大事だとママコミュは真剣に考えています。
だからこその「ひらがなぼうさい」。
3歳くらいからが防災教育の適齢期だと考え、ひらがなで読める防災絵本「ぼうさいサンタとひなんくんれん」を作りました。
日本語を勉強中の外国の人たちもひらがなは読みやすく、絵本のキャラクターは親しみやすい。やさしいにほんごのエッセンスも、もちろん取り入れています。
この絵本では、私たちにとって身近な災害である「地震」と「火事」から自分の命を守るために、こどもたちに覚えておいてほしいことを伝えています。
おうちの中で親から子へ、そしてこどもからこどもへ防災の大切さが広がっていくことを願い、2024年度は、この絵本を携えて大阪市内のこども食堂やこどもの居場所で防災絵本の読み聞かせや紙芝居、パネルシアターなどをさせていただいています。
親と離れて過ごす時間が長いこどもたちだけでなく、大勢のこどもを預かる先生方にも同時に大切なことをお伝えし、防災の担い手づくりにも一役買っています。
出前講座についてはこちら (募集は締め切りました)
ママコミュの防災イベントにお越しいただき、ぜひこの絵本を手に取ってみてください。
Q:「ぼうさいサンタとひなんくんれん」の絵本はどこで買える?
A:STORESの公式ショップで販売しています。
Q:「ぼうさいサンタとひなんくんれん」の内容をコピーして使ってもいいですか?
A:いいえ。この絵本は防災や幼児教育の専門家が複数年をかけて作成した大切な「作品」です。許可なく複製や転載をされることは厳禁です。
*ぼうさいサンタは登録商標です。