【NEW】クラウドファンディング挑戦中!コロナを乗り越えろ!子どもの命と未来を守る「防災の学校」を続けたい!

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2020年9月30日まで、クラウドファンディングで事業資金のご支援を呼び掛けています。

地震、津波、風水害、そして新型コロナ。
今、私たちはこれまでの防災への認識をシフトアップしなければなりません。
子どもたちが災害で命と未来を失わないよう、子どもの強みにフォーカスした「防災の学校」に運営しています。
日本中の全ての子どもたちが防災教育を受けられる環境づくりに鋭意取り組んでいます。

これを機に、ママコミュ!ドットコムが「防災」の大切さをどう考え、どう行動していくのかをまとめました。


この子の命と未来を守りたい!から生まれた「防災」への想い

「ママコミュ!ドットコム」代表の出水です。
私自身、ワーキングマザーとして子育てと自身のキャリアの両立に試行錯誤を繰り返してきました。仕事は頑張ればそれなりの成果が出ます。ですが子育てはそうとは限りません。国際交流という華々しい世界で長年働いてきて、数々の国際的なイベントやシンポジウムを手掛けてきただけに、初めての直面した育児がこれほど難しいものなのかと仕事のキャリアもプライドも完全に砕かれ、「未知の生物」である息子を抱いて途方に暮れた日も少なくありません。

そんな私が子育てと向き合う中で、母として「この子の笑顔をずっと見守りたい」「この子の命を守りたい」という想いが芽生え、幼い子どもを持つ母親が防災を学べる場があればと考えるようになりました。

しかし、当時は子育て家庭の災害リスクにフォーカスした防災講座は存在しませんでした。幼い子どもがいることが災害時の避難を妨げることになってはいけない。そう考えた私は子育て家庭の災害リスクにフォーカスした防災講座を母親目線で立ち上げる決心をしました。

わが子の命と未来を守る「防災」を「子育ての真ん中に」位置づけた防災の勉強会をしたい!行政の防災担当や防災の研究者の方が私の想いを受け止め、寄り添ってくださいました。
右も左もわからない私に最初に手を差し伸べてくださったのは天王寺消防署の司令の方でした。

「災害が起きた時、赤ちゃんや小さな子どものいるお母さんは一番困ると思うよ。ぼくたちもそういう立場の人の課題を知りたいと思うから、よかったらこれから一緒に勉強していかへん?」そう言ってくださったことが今も私の活動を支える原動力になっています。

学生時代、独身時代に何度となく参加した避難訓練で学んだことは小さな子どもを抱える母親に全て通用するわけではありません。自分だけなら逃げられるとしても幼い子どもを抱えて避難することは簡単ではありません。子どもたちをみんな安全に避難させるには母親自身がまず安全な避難方法を学んでおく必要があります。

 

親子が一緒にいるとは限らないことがリスク

そんななか、2011年に東日本大震災が発生。大きな揺れと津波が迫る中、学校や幼稚園にいるわが子を助けに向かったり、安否を必死で探し求める親たちの姿が飛び込んできました。
親子が一緒にいない時に災害が起きたら、わが子は自分の命を守れるんだろうか?

周囲のサポートを力に少しずつ防災について学びを深めていた私は大きな不安を感じました。
子どもが赤ちゃんの時はいつも一緒にいる子どもが成長と共に親の手を離れ、親子が共にいない時間が増えていきます。親がずっとそばにいる安心感が不安に変化する時期を経験し、親子が一緒にいない時に災害が起きた時を想定した備えも必要だと気づき始めました。
2016年に独自の取り組みとして「おやこ防災サロン」を立ち上げ、子育て家庭の災害リスクにフォーカスした防災講座に着手しました。当時、子育て家庭のための防災講座は他に例がなく、防災の専門家や民間団体からサポートをいただきながら私自身「防災のプロとして伝えたい」という想いがどんどん強くなっていきました。

命に関わることだから プロとして伝えたい

現在、多くの子育て支援団体が防災の取り組みをするようになりました。
実際に被災した経験を次にやってくる災害への備えにつなげる情報発信も盛んにおこなわれています。今やブームと言われるくらいママ防災が社会に広がってきました。

防災に携わる上で私にはこだわりがあります。
防災は命に関わる情報を扱います。私が伝える情報が間違っていたり、断片的であったことで災害時に命をなくすことがあってはいけない。そう考えた私は防災のプロである「防災士」の資格取得に挑戦、2017年に「日本防災士機構認証防災士」として責任ある立場で防災に関わる決意をしました。

独自のフィールドとして、2018年に防災への理解を教育と結び付ける「防災の学校」プロジェクトを立ち上げました。
その一つである「U-15のための防災カレッジ」は、5年後、10年後に大人になっていく子どもたちのために、成長と共に防災力を積み重ねていくことができる「防災の学校」として毎年開校。ここで学んだ子どもたちを「未来の防災の司令塔」として育て、私たちの仲間として迎え、共に地域防災の担い手として養成しています。

毎年夏休みには会場いっぱいの子どもたちが「防災」を学ぶために大阪一円から集まってくれます。
そのまなざしは真剣そのもの。未来の防災を担ってくれる子どもたちです。

子どものチカラを信じる防災

私たちの理念はたった2つ。
1 子どもを子ども扱いしない
2 プロフェッショナルから最高の学びを得る
子どもは弱いと思われがちですが、実は大人に負けない「強み」を持っています。
子 どもたちは私たちよりも地域で過ごす時間が長く、地域のことをよく知り、そしてリアルにつながる仲間が大勢います。子どもは私たち大人と地域を結び付けてくれる「ものすごい強み」を持っている、そう考えています。
世界の優れた教育法の一つ「レッジョ・エミリア」では、教育に携わる者は子どものポケット半分に知識を与え、残り半分は子ども自身が置かれた状況や環境の中で考え、答えを見つけ出すことを重視しています。また、「アクティブラーニング」においても、その子の感性や経験から導き出される様々な答えを受け入れる姿勢を大切にしています。

そんななか、これまでのスタイルの防災教育がコロナでできなくなった

毎年、夏休みに先駆けて開校する「防災の学校」には400人近い子どもたちと保護者が集い、防災のプロフェッショナルと共に様々な視点から「子ども目線の防災」考える真剣勝負が繰り広げられます。毎年キャンセル待ちがでるほど。会場いっぱいの子どもたちと学んできました。

毎年多くの親子との出会いを通して防災への意識向上に取り組んできた私たちに新型コロナの影響による活動自粛は大きく影響しています。
災害後の暮らしにおいて「協働」と「共感」は非常に重要な要素であり、私たちは「防災の学校」の場で多くの子どもと親が共に学び、共に考え、互いの立場を理解し、寄り添う気持ちを育ててきました。それが今年は全くできなくなってしまいました。

新型コロナに立ち向かい、乗り越えるため、今年はリモートライブによる講座開催を余儀なくされています。当然、開催による参加料収入が全く見込めない状況となり、事業継続が危うい状況にあります。

「コロナ禍の防災」をこれからのスタンダードに変えていく!

「コロナ禍の防災」をこれからの防災のスタンダードにするため、「コロナを乗り越える強力な武器」として防災教育に一層取り組んでいきたいと考えています。
「U-15のための防災カレッジ」では、15歳以下の子どもを対象に、体系的な防災知識の構築と「見えない敵」である災害に立ち向かう心の強さと仲間との連帯、社会への貢献といった幅広い視野で防災を伝えています。コロナ禍で毎年のように400名近くの親子にご参加いただき、探求と協働の楽しさを感じ取ってもらうスタイルの講座はできず、事業を支える参加料収入と企業からの協賛金の確保に苦労をしています。

ですが、このままコロナに負けてしまうわけにはいきません。
子どもたちに安心な未来を受け継ぐためには私たち自身が強くならねばなりません。私たちは「コロナに負ける」どころか「コロナを乗り越える」強さを持って進みます!

具体的には、これまで主流であった集合型の防災講座やイベントから、インターネット会議室システムを活用したリモートライブによる講座や双方向で学び合えるコンテンツの開発、オリジナルの教材のデジタル化、そして防災を系統的に学べる教材の制作に取り組みます。コロナが収束するのを座して待つのではなく、この期間をコロナを逆手に取って新たな可能性を見出す時間にしたいと考えています。

子どもは未来の防災の主役!だから今、育てる必要がある

子どものための防災教育の受け手である子どもたちの中に大きな変化が生まれています。
幼稚園や小学校に通う子どもたちにいきなり「防災とは?」と問いかけてもはっきりと答えることは難しい、それは当然です。しかし、実際に災害を経験すると、怖い、だから強くなりたい!と感じることができる。私たちは活動を通して子どもたちの目が恐れではなく、自分を強くする熱意にあふれ、きらきらする瞬間に数え切れないほど立ち会ってきました。
自分たちが未来の主役だということは子ども自身が一番知っています。大人になって大切な人ができて、家族ができて、自分たちが社会の主役になった時に災害に負けたくない、そんな想いを持つ子どもの中から「防災士」をめざす子どもが出てきました。

9歳で防災士試験に合格した息子は史上最年少防災士として「子ども目線の防災の牽引役」として活動を続けています。さらに、私たちと共に学ぶ仲間から大人と同等に学び、救命技術を身につけ、試験に合格した 小学生防災士が3名も誕生しました。彼らが「子ども社会の防災の司令塔」として子ども目線で防災の大切さを伝える姿を見ると、大人から教わることだけが学びではなく、子どもから子どもへの等身大の発信が多くの共感と憧れをもって多くの子どもたちを惹きつけるのだと感じています。

最後に

これまでも防災の世界では感染症は深刻な災害であることを認識してきました。地震や津波、風水害など自然の脅威による災害に見舞われることの多い日本では、感染症は医療の進歩と共に過去の災害と思われてきたのかもしれません。
新型コロナウイルス感染症の拡大が世界規模で広がり、深刻化する今、人々の健康や命を脅かすだけでなく社会生活や世界経済にまで大きな打撃を与える未曽有の災害に対して私たちは何をすべきか、どう戦うべきか、全ての人が考えていることと思います。
こんな中、国内でも自然災害が多発しています。「感染症禍の災害」「ダブル・トリプルの災害」が不本意ですがこれからのスタンダードになるでしょう。
大人から子どもに「災害に強い未来を引き継ぎたい」。そのために今できることを精一杯取り組んでいきます。

プロジェクトに寄せる想いにぜひ耳を傾けてください。
https://camp-fire.jp/projects/view/309230
左の画像もしくは上のURLをクリックすると、CAMPFIREのプロジェクトのページに遷移します。

 

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