【新設】レジリエンス教育ラボ(レジラボ)~楽しく学ぶ”新しい防災のカタチ”を提案します~

レジリエンス教育ラボ(レジラボ)ってなに?

災害が起きたら困るから備える。それだけが「防災」ではありません。
災害時に課題となる出来事(例えば、支援や情報が必要な人に行き届かないこと)は災害が起きる前から社会にある「課題」です。

今、私たちが暮らしている社会に存在する様々な「課題」を解決していくことはとても重要なテーマです。
すぐに「防災」と結びつかないのでは?と思われがちですが、災害時に誰も取り残されない社会を創るということに実は深くつながっているのではないかと考えています。
さらに世界に視野を広げるとSDGs(持続可能な開発目標)と言われる17のゴールが国連で採択され、各国で目標達成に向けた努力が続けられています。世界共通の課題にも「防災」は深く結びついているのです。

私たちは「防災」を災害に備えるだけでなく、今の私たちの暮らしをよりよくするためのアクションにつなげて考えます。
楽しい時間を持てる、安心して過ごせる、栄養のあるものを食べられる、困ったことを相談できる、支援が必要な人に手を差し伸べられる、そんな 毎日を重ねることも大切な「防災」だと考えています。

レジリエンスとは?

みなさんは「レジリエンス」という言葉を聞いたことがありますか?

心理学では、
ストレスなどの外からの圧力をはね返す「復活力」
逆境や困難に押しつぶされることなく、外的環境に順応していく「適応力」
しなやかに「生き延びる力」
と表現されます。

例えば、ボールを手に取り、ぐっと押し込むとボールへこみます。
その手を離すとボールはもとの丸い形に戻ります。
この回復する力、弾力が「レジリエンス」です。

私たちの暮らしの中にも「ボールがへこんだような状況」がいくつも起きています。
我慢や辛抱、ストレス、抑圧などを受けたままになっている人はいませんか?
なかなか解決しない課題はありませんか?

私たち「レジリエンス教育ラボ」は、日常の暮らしの中にある「へこみ」を元通りの姿に戻すための意識と行動のチカラを育てる様々なツールを研究・開発しています。
2021年春、コロナ禍で世界中の多くの人々がストレスの中で暮らしています。
元の生活に戻りたいと誰もが願っています。
子どもができる、大人ができる、家族ができる、みんなができる「レジリエンス」を私たちと一緒に始めませんか。

E-Bosai Cardを使ってみよう

このたびリリースした「E-Bosai Card」は英語オンリーの防災カード教材です。


一般的な英語絵本にあるような、A=Apple、B=Book、C=Catとはひと味違い、AからZまで全てのカードが防災に関連のある言葉になっています。
カードごとの絵と言葉は下の表をご参照ください。

 

 

 

防災教育において大事なのは「その場、その場での判断力」。
「想定したとおりにいかない」ということを何となく感じ取るだけでも、小さなお子さんには新しい発見があり、深い学びにつながるきっかけになります。

左の資料に記載の遊び方の一例にこだわらず、まずはお子さんの反応を見てあげてください。
そして、このカードのどういうところに興味をひかれているのか、見守ってあげてください。
そして、想いのまま自由に遊んでみてください。

未就園児さんなら絵を見るだけでも楽しいでしょうし、幼児さんなら、かくれんぼのように裏返したカードから目当てのものを見つける遊びも楽しいと思います。
小学生になると、英語の発音やスペルに興味を持つかもしれません。

型にはめず、自由なトライアルの中から「これは楽しい!」という遊びを見つけてみてください。

*「レジラボ」はママコミュ!ドットコムが提案する新しい防災のブランドです。