団体情報
初めまして ママコミュ!ドットコム です
2025年4月、設立から早くも11年目の春を迎えました。
大阪市天王寺区はこどもを育てる私たちが「これから」を過ごす大切な場所です。現在も拠点を天王寺区に置きつつ、活動の輪は大阪市内から大阪府内にどんどん広がっています。
「ママコミュ!ドットコム」は、子どもの月齢・年齢が同じ、保育園や幼稚園が同じという、いわゆる「ママ友」の関係だけでなく、共通する関心やテーマでつながり、お互いを応援し合える「仲間」の関係を築くことで、子育てだけではない私たちの豊かな人生の実現を目指しています。
設立当時はすでに子育て支援団体は数多くあったものの、子育て当事者をお互いに支え合い「応援」するものはまだ珍しかったと記憶しています。
困りごとや悩みの解決だけでなく、子育てと仕事の両立だけでなく、母親・父親自身が「自分軸」を持ち、自分らしい生き方・働き方を見出せるきっかけを提供できたら、そんな思いで歩み始めました。
その後、地域に根ざした活動が徐々に広がりを見せた矢先にコロナ禍を経験し、親子イベントは中止せざるを得なくなりました。その後、人の往来は戻ったように見えますが、人と人との関わり方は「新しい生活様式」に塗り替えられ、私たちはこれまでと違うコミュニティのあり方と人とのつながり方を考える必要に迫られました。
私たちは小さな組織ではありますが、世界を広く見渡す視野に立ち、子育て当事者の視点で「誰一人取り残さない」社会の実現を目標に掲げています。こどもも大人も一人ひとりが自分らしい生き方を選択し、実現できる社会作りに貢献したい。その気持ちは年々強く、深くなっています。
さらに、2024年の元日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けたこども、親子、高齢の方々、障がいのある方々などの現状を知るうちに、私たちが平時につながる人々に防災の力と思いを届ける活動の大切さを痛感し、その思いをこどもや親子への防災教育活動を通して強く発信しました。
特に、幼少期からの防災教育が当団体の注力事業であり、2022年度よりオリジナルのキャラクターである「ぼうさいサンタ」を主人公に据えた絵本2冊の発行を続けておりますが、その成果を新たな防災の「ものがたり」作りに活かし、人と防災未来センターが募集されていた「防災100年えほんプロジェクト」に出品を行いましたところ、「入選」の栄誉を賜ることができました。この物語は今後、挿絵作家や事務局の方々のチームワークを通じて絵本化され、日本はもちろん、世界に広く届けられる可能性があるとのことで、今後の行く末を見守っていきたいと考えています。
私たちは子育てをきっかけに自らが自分の可能性を切り開いていくことをサポートしていきます。
子育てやこどもの成長を見守ることは、社会の未来を守り、自分の未来を守ることにつながります。
「より良く生きること」を一つひとつ形にする中で、多くの人との出会いに感謝の気持ちを忘れず、活動に取り組んでまいります。私たちと共に豊かな子育て期を過ごしていきませんか?
「ママコミュ!ドットコム」の活動に関心をお持ちの方はお問合せフォームからご連絡ください。
●ママコミュ!ドットコムの原点
(2015年天王寺区地域課題解決担い手発掘事業に採択された提案内容です)
天王寺区では年々、子どもや子育て世代の人口が増加傾向にあります。新たに区民となった人々は天王寺区の良好な住居環境や教育環境、交通の至便性などに大きな魅力を感じている一方、何世代にもわたり天王寺区で暮らしている人々の多くは、古き良きコミュニティの暮らしや長年培われてきた人間関係に愛着を感じるなど、相互にコミュニティへの想いに温度差が生じている現状があります。
私たち「ママコミュ!ドットコム」は、地元天王寺区が有する地域の資源や魅力に着目し、「子育てでコミュニティとつながる」「子ども世代と高齢者世代をつなぐのは私たちママ世代」という考えのもと、次の3つの地域課題(ア)、(イ)、(ウ)の解決に取り組んでいます。
(ア) 子育てママの孤立防止・育児放棄、児童虐待の未然防止
子育て中のママが抱える様々な悩みや苦労を他のママや地域住民と共有する仕組みを作ります。「自分だけが苦労しているのではない」、「周りの人が理解してくれている」と実感することで、精神的な孤立を防ぎ、子育てに前向きに向き合える環境を創出することにより、育児放棄や児童虐待を未然に防ぎます。
(イ) 子育て家庭を核にした住民間交流の促進、「まちづくり」への意識向上
子育てはママだけの問題ではなく、「パパ」「じいじ」「ばあば」、さらには地域住民みんなが多かれ少なかれ関わる必要があります。子どもは将来の天王寺区を担う貴重な人材という観点から、子育てはその当事者家庭のみならず地域住民にとっても将来の「まちづくり」における重要な要素と位置付け、住民意識の向上をめざします。
(ウ) 女性の自己実現・社会参加の支援
専業主婦やワーキングマザーの区別なく、出産や子育てを経た後の女性の自己実現や社会参加につながる取り組みを行います。ママとしての生き方はもちろんのこと、女性として、人間として、一人でも多くのママが輝いて生きることを応援します。
●ママコミュ!ドットコムのあゆみ
(団体設立初年度(2014年度)の活動記録)
7月25日(木)
平成27年度大阪市天王寺区地域課題解決担い手発掘事業 企画提案に応募。
有識者の審査会を経て選定(100点満点中82点)される。
審査会の評価は次のとおり。
http://www.city.osaka.lg.jp/tennoji/page/0000278049.html
●ママコミュ!ドットコム 組織概要
●ママコミュ!ドットコム 組織概要
(1)団体名 「ママコミュ!ドットコム」
(2)所在地 大阪市天王寺区
(3)代表者 出水 眞由美
認定・認証・受賞
・大阪府子育て世帯応援事務局 まいど子でもカード事業協賛団体に認定(2014年12月)
・大阪市天王寺区役所 地域課題解決担い手発掘事業に採択(2015年8月)
・大阪市市民活動推進事業団体に登録(2016年3月)
・天王寺区役所サポーター「テンサポ」に認定(2017年3月)
・近畿ろうきんNPOアワード はぐくみ賞(2019年6月)
・クリエイティブアウォード関西2019-2020 ファイナリスト、第3位(2019年12月)
・CSOアワード2019 深堀り部門「ホープ」賞、「大阪ロータリークラブ賞」(2019年12月)
・大阪商工信用金庫 地域貢献感謝状(2020年4月)
・公益財団法人博報堂教育財団「博報賞」奨励賞(2020年10月)
・令和4年度大阪市キラッと輝くOSAKA市民活動グランプリ【大阪市長賞】(2022年4月)
・第9回ジャパン・レジリエンス・アワード【準グランプリ】受賞(2023年4月)
助成・補助金など
- 2016年度
一般財団法人まちづくり地球市民財団(まちづくり人応援助成) - 2017年度
一般財団法人まちづくり地球市民財団(まちづくり人応援助成)、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成) - 2018年度
社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成)、公益財団法人大阪コミュニティ財団、2018年度近畿ろうきんNPOアワード(はぐくみ賞)、大阪府福祉基金(地域福祉振興助成) - 2019年度
公益財団法人大阪コミュニティ財団、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会「大阪市ボランティア活動振興基金助成金」、大阪市市民活動推進助成事業補助金 - 2020年度
公益財団法人大阪コミュニティ財団、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成)、大阪市市民活動推進助成事業補助金、こくみん共済coop(地域貢献助成金)、一般財団法人大阪府人権協会(人権NPO協働助成)
私と地域と世界のファンド:みんなおんなじ空の下基金助成 *コロナ緊急支援
中央共同募金会(withコロナ草の根応援助成)*コロナ支援 - 2021年度
- 大阪市(姉妹都市交流推進事業助成)、公益財団法人大阪コミュニティ財団、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成)、大阪市(市民活動推進助成事業助成)、こくみん共済coop(地域貢献助成)、大阪府福祉基金(地域福祉振興助成金)、公益財団法人三菱UFJ国際財団(国際交流事業公募助成)、近畿ろうきんNPOアワード(はぐくみ賞)、子どもゆめ基金
- 2022年度
大阪市(姉妹都市交流推進事業助成)、公益財団法人大阪コミュニティ財団、こくみん共済coop(地域貢献助成)、公益財団法人電通育英会、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成金)、公益財団法人さわやか福祉財団、BNI国際財団
2023年度
- 大阪市(姉妹都市交流推進事業助成)、公益財団法人関西・大阪21世紀協会(日本万国博記念基金事業助成)、公益財団法人大阪コミュニティ財団、こくみん共済coop(地域貢献助成金)、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成)
2024年度
- 大阪市(市民活動推進事業助成)、公益財団法人大阪コミュニティ財団、社会福祉法人大阪市社会福祉協議会(大阪市ボランティア活動振興基金助成)、公益財団法人三菱UFJ国際財団
- (年度内表記は順不同。当団体が事務局を担う事業を含みます。)