【防災コラム】わが家の防災リュックを作ろう!

災害が起きて避難しなければならなくなったら、あなたは何を持って逃げますか?

大阪市発行の「市民防災マニュアル」には飲料水や乾パン、救急セット、簡易トイレなどの持ち出し品リストが掲載されています。

また、ホームセンターやスーパーでは防災リュックや防災グッズもたくさん売られています。
でも、それはあなたの家庭に合ってますか?

 

「防災リュック」と言っても、家族構成や年齢、性別、住んでいる地域など、家庭によって必要なものは違います。例えば、高血圧の治療を受けている人には血圧の薬がとても大切ですし、メガネやコンタクトレンズが必要な人もいますし、赤ちゃんのいる家庭ではオムツや離乳食など、ある人にはとても必要だけど、ある人には全く必要ない場合もあるんです。

つまり、お店で売っている非常持出袋がベストとは限らないのです!

 

そもそも、避難所に備蓄されている食料や水は全員にいきわたる量ではありません。
目安として、最低3日間(7日間あれば安心)は自分で備えることが必要だと言われています。

水、食べ物、簡易トイレ、着替え、日用品といった基本的なものに加えて、
「自分や家族に必要なものってなんだろう?」から考えてみてはどうでしょう。

・日頃、お薬を飲んでいる人はお薬(医師や看護師の巡回がいつ来るかわかりません。7日分くらい用意しましょう)
・アレルギーや持病があり、食べ物に制限のある人は自分用の食べ物や飲み物(避難所では対応が難しい場合があります)
・寒がりさんには手袋やマフラー、ジャンパーなどの防寒具や座布団(避難所の床が冷たいことがあります)
・暑がりさんにはうちわ(夏場は避難所内が暑くなります)
・さみしがり屋さんにはぬいぐるみや「ライナスの安心毛布」的なもの
・きれい好きさんには身体ふきシートやドライシャンプー
・お子さんには絵本、おもちゃ、トランプなど(避難所生活が長くなるとお子さんもストレスがたまります)
・女子力高めの人にはマスクやヘアゴム(風邪予防以外にお化粧ができなくても安心かもしれません)
・ペットと一緒に避難したい人はペット用の食べ物やケア用品(避難所によって受入条件が異なることがあります)

このほか、入れておくと安心なもの(写真は一例)

・賞味期限の長いレトルト食品や缶詰(食べ慣れたもの)
・コップ、プラスチックのお皿とサランラップ(紙皿よりも食べやすいので乳児期のものなどをリユースするとよい)
・ウインドブレーカー、レインコート(防寒用にも使える)
・手袋(防寒用や荷物を運ぶ時にも使える)
・お菓子(チョコレートは暑い時期には溶けるので注意)
・トランプ、かるた、折り紙、塗り絵などのおもちゃ
などなど

 

防災リュックには、非常用のものしか入れてはいけない!なんてルールはありません。
お子さんが避難所でリラックスして過ごせるものを入れておくと大人も安心できます。

リュックは新しいものを買わなくても大丈夫。家にあるものを上手に活用しましょう。
お子さんが持てるものは小さなリュックに小分けしておくのもいい方法です。

大事なことは、せっかく準備した防災リュックを倉庫や押し入れの奥に入れないこと。
災害が起きてすぐに持ち出せないと意味がありません!

そして、年に一度はリュックの中身を点検しましょう。
賞味期限の迫った食べ物は捨てずに美味しくいただきながら(ローリングストックといいます)家族で防災のことを話し合う機会にしてもいいですね。

自分と家族のためにぜひ「わが家の防災リュック」を作ってみてくださいね。

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